カルピーの日記

ドイツで思うことや出来事

幼稚園時のエピソード

良いと思ったこと

  • クラスごとに担任の先生がいた(知人達によれば、人手不足で資格ある先生が少ない幼稚園が多いらしい 担任がいることは珍しい 当時?ミュンヘンだから?かもしれぬ)
  • 最初の1週間子供が園に慣れるまで、毎日保護者が入り口前の待合場所に居てもよい
  • 昼食は自分が食べたい分だけ皿に取らせていた(うちの子は好き嫌いがなかったから言えること。食べ残しを避けるのに良い習慣)
  • 子供達が園長先生を大好きだった(私は好きでなかった 周りの親に聞いても親には厳しい園長だった だから子供達が好きであると聞いて 良い園長だったのだと思う)

ショックだったこと

  • 入園当初担任の先生に“あなたは甘やかしすぎだ“と言われた うちの子供がぼーっとして着替えや 食事や 部屋を出る時 など子供達の中でいつも最後だと。先生が迎えに行って一言声をかけないとやらないというのだ 私には甘やかした自覚はなかったが考えた 後日先生に甘やかしていないと伝えた 

卒園の時 その担任の先生は私に“この子はのんびりやで今後もそうなのであろう”と言ってくれた 

  • 園で子供の蒙古斑に気付き、虐待を疑われたこと 後日、ネットで写真付き蒙古斑について書かれた書類を渡して納得してもらった
  • 歌発表会は玄関前のスペースでやっていた クリスマス前とか何かの行事のついでに 我が子は一番後ろに立っていてよく見えなかった 園でもPTAのようなものがあって 各クラスの保護者から選出される ほぼ立候補 彼らの子供たちが一番前に並んで歌を歌っていた 楽しみにしてたのに 日本で見るあの発表会とは全く違う ミュンヘン日本人幼稚園の発表会を観たことがある(家の子は参加していない) 幼い子供達の可愛い無垢な大声量に感動し泣いてしまった こういうのがドイツの学校含めて全く無い!賛否はあると思うが、我が子の舞台での晴れ姿一度観てみたかったなぁ
  • 園入り口に靴入れと洋服をかける場所が組ごとにあった うちの子供の隣はドイツ人女の子で子供にお友達ができたらよいと願っていたから 私は女の子に声をかけていた その子の母と話をしたかったが 1年間目が合わなかった 嫌われてる?わたし何か粗相しました?と考えてしまった 1年ぐらい経ったある日 何をきっかけか忘れたが ”同じクラスなの?“ってその母に訊かれて 「はい」と答えた ”今度遊びに来てねっ“ 一年間彼女は私の‘存在’に気付いていなかった!のだ あとで色んな経験で思いましたのは ドイツ人の中にはアジア人に全く興味がない方々がおられるということです 最近はアニメのおかげで子供から親へ日本という国に興味を持ち始めたといったところでしょうか 

困ったこと

  • ストライキ6週間(幼稚園 保育園 学童保育) 当時 先生資格保育士と保育士 (訳が違うかも💦) が1週間とか2週間とか4年間ぐらいの間に度々ストライキをしていた 最後に6週間というのがあり、これには参った   フルタイムで共働きしてたから、私は午後半休を取り,午前中は両隣老夫婦に預かってもらったり 旦那が会社に連れてったり(ありがたいことに専用個室があった。私の会社の同僚も子供を隣に座らせお絵描きしていた) 義理両親に預けたり(あまり歓迎されてなかったが) 幼稚園や保育園の部屋を使って保護者が交代で見たり,ストライキ終わる数日前に他の母から、今週はうちの学童保育は受け入れてると聞き 行ったら保育士の方が申し訳なさそうに好意で預かってくださった テレビでシングルマザーが広場で小さい子供二人抱っこして 涙ながらに”ストライキをやめてくれ“と叫んでいた 労働組合要望通りお給料をガンと上げてもらっていた よかったよかった あれ以来大型ストライキはない